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不思議な木

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散歩していて見つけた木。   洞(うろ)ができている。 椿らしい。 周りに実が落ちている。 何があってこんな形になったんだろう。  

夏の顔

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友人から貰い受けた朝顔の種。 2年前に収穫したものらしい。 咲くかどうか分からないけれど、とは言われたが 種の中できっと眠っているであろう力を信じて 植えてみた。 それが今朝、とうとう目覚めた。 「京の手まり」という名前だそうだ。 なるほど確かに。

はじめまして。エリーです。

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はじめまして。 私、エリーと言います。 森の奥深い静かなところからやってきました。 エリマキトカゲによく似ていると言われます。 しっぽが長いんです。 横から見るとこんな姿をしています。 ほら。 トカゲのように這いつくばって動くんじゃありません。 ちゃんと二足歩行できるのが自慢です。 今は故郷の森を離れて都会で暮らしてます。 私はちっちゃいので、気をつけていないとすぐに踏み潰されそうになります。 だから周りにはいつも気を配ってます。 森にはたくさん仲間がいるけれど、エリマキが成長するとそれぞれ故郷を離れます。 みんなエリマキの色がちがうんですよ。 そんな仲間たちもきっとどこかで元気にやっているはず。 それが私の支えになっています。 目が魅力的と言われました。 本当に大切なことは何なのか、真実はどこにあるのか そんなことを知りたいなといつも思っています。

赤であることの意味

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ベランダにゴーヤが実った。 もうちょっと大きくなったら食べようと欲が出たのがいけなかった。 それを知ってか知らずか、緑のゴーヤは 一晩で色を変えてしまった。   あっという間の出来事だった。 時間が経つにつれ、どんどん裂け目ができて、中の赤い種がむき出しになっていく。 こうやってゴーヤは種を落とすんだろう。 自らを壊して、開いて、命をつなぐ。 それって痛々しくもあり、たくましくもあり、せつなくもあり、喜びでもあり。 赤い種に凝縮された中にそんなことを思う。 赤だからそんなことが伝わってくるのだろうか。 自然のなせる業は奥深い。

輝くためには

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今日も暑かった。 肌を刺すような太陽の光が眩しい毎日。 その潔いまでにまっすぐと向かってくる光の中にいると、思わずしっかりと背筋を伸ばしたくなる。 夕方、 もう遅い時間だったが、すまさなくてはならないことを思い出した。 急いで自転車を走らせながら 見上げるとこの夕焼け空。 なんだかご褒美をもらった気分になった。 たいがいのことは自分が思い描いたようにはならない。 そんな中で何とか少しでも前に進もうとしている。 いや、進んでなんかいない。 進んでなんかいないけれど、でもそれも次なる時を迎えるための今だ。 そう信じていいんだろう。 月が高いところに見えた。 輝く時を迎える準備をしているようだった。

夕刻に

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  風の心地良い夕方。一瞬空が見せる表情に思わず手をとめる。 ふと遠くに月が顔を出していることに気づいた。 もう少ししたら闇が降りてくる。 昼と夜をつなぐ狭間の時間。  

色版画体験しませんか?

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色彩心理学療法を取り入れた講座のご案内です。 色彩は不思議な存在です。 私の生きている世界にもし色がなかったとしたらどうでしょう。 なんて味気ない世界だろうと思いませんか。 色彩があるから、心が動かされます。 そして、誰もが何か語りたくなります。 そんな体験ができる時間かもしれません。 色版画は赤・青・黄の3色の絵の具を使って描く版画です。 3つの色が偶然出会ってできるものではありますが でも、実は私と無関係ではありません。 表されたイメージを見ていると、まるで息を吹き込まれたかのように 急に生きているものとして感じられるようになったりします。 何か目の前のイメージについて自然と語り出したりします。 それもこれも色彩のなせる業なのです。 色彩は不思議そのものです。 描いて語っているうちにきっとそう感じられるはずです。 ご自身で確かめてみてください。 ご予約、お問い合わせは コチラから。

力強く

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雨にしっとりと濡れている紫陽花が好きなのですが こんなに力強く咲いているのもあります。  

燃える花

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花びらのようで、太陽のようでもある。 左上から射しこむ光がその道を照らしている。 その道を馬車が昇っていく姿を追う。 花は何のために燃えているのだろう。 何を燃やしているのだろう。 そのあとに何が残るのだろう。 色水が奏でる風景の物語。

変わらないもの、変わっていくもの

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木を描いた。 誰が何と言おうとこれは木。 赤い種から生まれた。 木は種であるときから木になることを知っている。 だから木になるのだと思う。 私は何になるのだろう。 いくら考えてみたところ私は私にしかなれないのだろうなと思う。 だから何度も何度も同じ形の木を書き続けている。 どうしようもないけど、そこにきっと意味がある。 人はやっぱり自然の存在だと思う。 遠ざかっても、また引き戻される。 どんなに離れても、還ってくる。 そうでないと人は生きられない。

急がず休まず

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新しい年が始まった。 今朝は穏やかや晴天で 暖かい春のような日だった。 辺りは静かで訪れる人もなく それぞれに新しい年が明けたことを祝っている。 過ぎて行った一年を 振り返って思いかえしてはみても 何ができたというわけでもなく 行きつ戻りつしながらただただやっていくしかなかった気がする。 まだまだ思うようには歩みを進められないけれど それでもやめずに続けたいと思う。 「急がず休まず」 そうあればいつか私の後ろに道ができる。 そう信じて。