輝くためには
肌を刺すような太陽の光が眩しい毎日。
その潔いまでにまっすぐと向かってくる光の中にいると、思わずしっかりと背筋を伸ばしたくなる。
夕方、もう遅い時間だったが、すまさなくてはならないことを思い出した。
急いで自転車を走らせながら見上げるとこの夕焼け空。
なんだかご褒美をもらった気分になった。
たいがいのことは自分が思い描いたようにはならない。
そんな中で何とか少しでも前に進もうとしている。
いや、進んでなんかいない。
進んでなんかいないけれど、でもそれも次なる時を迎えるための今だ。
そう信じていいんだろう。
月が高いところに見えた。
輝く時を迎える準備をしているようだった。
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