緑のチカラ
この冬、ベランダのオリーブの木に水をやるのを忘れがちだったせいで
春になって枯らしてしまった。
春になって枯らしてしまった。
綺麗な青緑の葉っぱをつけていたのに、気がついたら全部茶色になっていた。
後悔してももう遅い。
でも木は根っこを張ってさえいればきっと再生するはず。
そう信じて、茶色の葉がついた小枝を切り落とす。
切り口をみてみると、まだ中に緑が残ってる部分が見える。
木は乾燥に耐えるために、葉や枝を多少は犠牲にしても
根を枯らさないようにするらしい。
根を枯らさないようにするらしい。
あとは水をたっぷりとやって、信じて待つ。
今日は雨も上がって晴れ間が出た。
目を凝らしてみてみると、小さな小さな緑の新芽。
こんなところから唐突に出てくるなんて驚きでしかない。
一見枯れてしまったように見えた木にも緑のチカラは行き渡っている。
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