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思い出を語る色水

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色水をつくった。 左が「今の私」右が「子どもの私」を表す色水。 色彩で表すと、不思議なくらいたくさんのイメージと思いがあふれてきて、 どこまでも遠い世界に私を連れていってしまう。 だから、最後は言葉で束ねることが必要だ。 「泥」と「れんげ畑」。 幼い頃、この季節になると一日中れんげ畑に座って遊んだ。 いつもは厳しい母もどことなく明るくて、このままずっと咲いていてほしいと願った。 れんげの蜜は甘くて、口に含むと幸せな気持ちでいっぱいだった。 その蜜の黄色がこの色水の底に沈んでいる。 黄緑は草が伸び始めた田んぼの色。 この色も私の中に残っている風景。 「泥」にはたくさんの色が生きている。 今の私を思う。 3つの色水は別々のようで繋がっている気もする。 大地こそ植物を育み、花を咲かせ、実をならす。 泥だって命を支えている大切な存在。 私の中には色んなことが息づいている。 そんなことを色水は教えてくれる。

空は遠く

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どこまでも青い。 飛行機雲とその向こうにひっそりと佇む月。 月は夜が来るのを待っている。 日が落ちて、闇が訪れた時、月の時間がやってくる。

心の呼吸を「色水づくり」で

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日に日に日射しが明るくなってきました。 春という季節は別れあり、出会いあり、何かが動き出す時でもあります。 そんな時私の心に浮かぶことはどんなことでしょうか。 今、私はどんな時を生きているでしょうか。 ゆっくりと深呼吸するように、色水で私の今を表してみませんか。 表すだけで心がゆっくりと動き始めるのをきっと感じるはずです。 それが心にとっての何よりの栄養です。 ◆とき     3月21日(土) 13:30~15:00 ◆ところ   珈琲処ばうむ3F 「みんなの学校」にて           神戸市中央区元町通1-2-8 ☎078-334-7030 ◆講師    細川知子(色彩心理学療法士) ◆受講料  3500円(税込、材料費込、ワンドリンク付き) お問い合わせ、ご予約は上記電話、もしくは  コチラから。 3月20日まで承ります。

蜜ろう粘土って知ってますか?

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蜜ろう粘土はミツバチの腹腺から出る分泌物を使って作られた自然素材の粘土。 甘い香りがします。 色もたくさんあります。 寒い時はちょっと硬いんですが、手で握っていると体温で少しずつ柔らくなります。 触っているだけでホッとさせられる粘土です。     色彩心理学療法士の研修で蜜ろう粘土を使って作品をつくりました。 題して、「空想の生き物」。   小さいころ空想の物語を作りませんでしたか? その主人公は何だってできる。どんなものにもなれる。 そんな夢のような存在だったのではないでしょうか。   さて今回出来上がった作品がこちら。 「いろどり」 木の精「きこりん」 「レタミンBlack」 さて、どんな生き物なのでしょうか。 どんなことが得意で、どんな役割をもっているのでしょうか。 そして、どんな悩みをかかえているのでしょうか。 大人になった今も私の中に息づく子どもが物語を紡ぎます。

木は語る

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それぞれの時を生きてきた木。 積み重ねてきたものがそこに表れています。